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KSK-House  miyagi / 2018.03~

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宮城県北部の海に近い地域に建てる地階に趣味室と1階ガレージとカーポートの計画である。

広い敷地に立派なログハウス住居がすでにあり、ガレージもある。

既存の住宅と新設するガレージ・カーポート・趣味室の関係性を理解し、ヒアリングから今後を予想する。

それぞれの大きさ・機能・関係性・動線など様々な要素を分解し再構成して計画検討することで独自の最適解を見つけ出す。

・地階趣味室は、オーディオを大音量で聞きたいため防音室であること

・友人が来てBBQやお酒を飲み語り合う場所

・ガレージには2台のクラシックカー(現役)

・日常駐車用のカーポート1台分

最初のプレゼンテーションに臨む

地階 趣味室
1階 バーラウンジ ガレージ カーポート の平面構成を基本として
ドライエリアの考え方で2案提案した

1.ドライエリア案

まず、ドライエリアを半外部空間として組み込んで
既存住宅の庭→「集い庭」→バーラウンジ(友人などとお酒を飲めるスペース)
1階レベル(地面レベル)でつながり関係性を強く意識する

上部から

手前に本計画建築物 奥に母屋住宅 さらに奥が既存ガレージと敷地への出入口

手前右が既存住宅のテラスと大きな庭

大きな庭とつながる友人とBBQなどを行うことのできる「集い庭」を介して

奥にバーラウンジがオープンにつながる

ガレージ側 手前左は既存住宅の和室があり和風の庭ができている

右側にガレージ 地階に趣味室 趣味室は地階のため隠れている

2.サンクンガーデン案

上部から 手前が本計画建築物

ドライエリアの大きさや用途を拡張する
地階に居室を持ってくることでやむを得なく設置しなければならないドライエリアにもう少し意味を持たせたい
ドライエリアの大きさを大きくして「集い庭」の機能を持たせることでサンクンガーデンとする

サンクンガーデンとなることで動線、関係性により趣味室とバーラウンジの配置が逆転する
1階に趣味室(防音室) 地階にバーラウンジ

防音室をつくるために地階に配置していた趣味室がサンクンガーデンによって当初の計画とは違う提案となる

しかし、防音室は仕様によってつくることが可能であり、いかに既存の住宅や庭などに圧迫感や違和感を与えずに
本計画の建築物を実現するかにおいては地階に何かしらの要素を持って行かないと解決できないこともあり
この案も一つの回答といえる

地下の空間独特の奥まった居心地の良い暗さやこもる感じとそこに広がる上部から照らされる地続きのサンクンガーデンには、
特別な魅力がありクライアントもその感覚を感じ取った様子で2案サンクンガーデンを気に入っていただき設計を進めることとなった。

打合せを重ねることでガレージの必要性とバーラウンジとオーディオルームの統合を検討することとなった。
サンクンガーデン案を主コンセプトに再設計を行った。

地階:サンクンガーデン+オーディオルーム サンクンガーデンの上部にガラス屋根
地上階:カーポート

道路側から出来るだけ低く抑えて威圧感をなくす外観に

内部からサンクンガーデンを見る 地階オーディオルームは角度のある内部空間に

概算見積を行い方向性を再度共有する

実施設計と並行しながら1/50模を作成する

サンクンガーデンのカラス屋根、薪ストーブの煙突、地階へのトップライトのパターン模型を
数パターン作成し外部からのバランス内部への光の入り方を確認する

その中の一つのパターン

材料も提案しながら模型をいじりながら、設計を進める
サンクンガーデンへの入口

母屋の和室から 庭を介して奥にサンクンガーデンのガラス屋根がみえる

サンクンガーデンから室内をみる 開口部はフルオープンにできる木製サッシ
奥にトップライトからの光がぼんやり差込む

火を見る暖炉と暖房用の薪ストーブ 役割のちがう双方とも設置する予定
天井には、木製ルーバーによる仕上を採用予定 内部に配管、照明、トップライトの光がルーバー越しに差込む

室内からサンクンガーデンをみる
階段の部分とベンチ形状の部分があり庭として十分ない広さで地下にいながら外部を感じられる

模型を見ながら確認し、この方向で実施設計を行うことになった。

今後、実施設計完了→本見積→着工 というながれになります。

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