2019.08.31 TZT 古民家改修プロジェクト

現在、計画中の古民家改修のプロジェクト

古民家といっても36才なのでそこまで古くはありませんが、

非常に趣のある凛とした佇まいの立派な在来木造の日本家屋です。

母屋 改修建物

スタディ用の模型を作成しました。

屋根が入り組んでいるため非常に苦戦していましたが、

何とか形になりました。

南側から こちらにすごくいい庭がある
東側 屋根が複雑に重なりあうのがわかる
北側 正面玄関 すてきな佇まい
西側 手前に離れがあるため子の形状では見えない

ここから、試行錯誤

より良い提案ができるように頑張ります。

ある程度頭の中では、

コンセプトはざっくりありますが、

それを形にすること

クライアントに伝える術を考える必要があります。

また、動きがありましたらアップします。

2019.08.31 富沢西EBデンタルクリニック 出入口扉の仕上

玄関扉は今回スチール(鉄)製です。

鉄のままでは、すぐ錆びてしますため

保護する処理をしないといけません。

今回は、焼付塗装 その中でも特殊なシルバー色でお願いしました。

焼付塗装サンプル

はめ殺しガラスを納める押縁、スチール亜鉛メッキ仕上と近似させるためです。

ガラス押縁 亜鉛メッキ仕上

無骨で荒々しいが繊細である材料と納め方です。

焼付塗装は、隣り合えば少しきれいすぎるかもしれませんが、

人の手に近いトコロはそれでも良いかと思います。

2019.08.26 富沢西EBデンタルクリニック ガラス工事

急ピッチで作業が進んでおります。

歯科医院の現場です。

一部ガラスが納まりました。

サッシとスチール押縁FIX窓の一部を施工しました。

スチール押縁は亜鉛メッキ仕上です。

消毒室 家具関係は、これから入ります。

密度のある充実の消毒室

天井の高い診察室

開放感・清潔感のある白ベースの空間

落ち着きのある待合室

灰色の天井と床で挟んだ空間

全体外観 中心のコア2階建て部分の仕上はこれからとなります。

2019.08.10 富沢西EBデンタルクリニック 足場解体

一部足場を解体しました。

屋根を木造の柱で支えている構造が素直に表現されています。

ガラスが入るともう少し曖昧になるかもしれません。

今が一番、構造が見える姿です。

ガラス上部は、現場の工期や他工事との兼ね合いでローリングタワーにて施工となるようです。

排煙通風用の数少ない複合サッシも取り付いてきています。

数ミリ単位で納まり決めています。

クリアつまり遊びがあまりない分、現場では嫌がられることもありますが、

ここが最終的な見え方にかなり影響してきます。

レントゲン室のコンセント鉛処理

既成品は納まりが良いです。

最後に毎回のアングルより

クリニックとしてこの開放感は、無いかと思います。

中へ入りたくなるクリニックは、他にないのではないでしょうか?

基本、病院、診療所は出来れば行きたくない施設です。

そこを行きたいまではいかなくとも、行ってもいいぐらいの感覚になれば良いかと。

診療しなくとも来れる場所(今回で言うカフェスペース)があると、

病院・診療所への人が普段感じる不安や構えるような感覚を取り除くことができると良いかと思います。

2019.08.02 富沢西EBデンタルクリニック 外構

外構に使用する砕石を今回は、一風変わったものを使用しようと思っています。

それがこちら

味気ない灰色の砕石ではなく、有機的な自然な河原にあるような角のとれた

この石たちを使用したいと思っています。

40mm程度の砕石から

割栗石と呼ばれる大きな石まで

造園をデザインしていただく方にいろいろ勉強させてもらっています。

外構の出来は、私も想像が難しく楽しみです。

今回のクリニックは、開放的なゆえに植栽の重要度は高い

2019.08.01 富沢西EBデンタルクリニック 断熱・レントゲン室・仕上等

現場は、工期が厳しいため急ピッチで進んでおります。

断熱材を壁内・天井内へ施工していきます。

気密をとるため防湿シートも合わせて内部側に施工しています。

同時並行して各所工事も進んでいます。

天井については、待合室の天井を木毛セメント板としています。

無塗装ですので色に深みがあるように思います。開口部が多いので

こちらの仕上はあまり明るくなりすぎないようにまとめています。

カフェの部分は、天井高が高く落ち着きある木の羽目板を天井に貼ります。

本物件は、農家住宅・増築から屋根の重なり合いを一つのテーマとしています。

そこに面白さを見いだせるよう床天井の仕上げに各室ごとに変化を与えています。

その他の工事も進行中。

レントゲン室に鉛を貼ります。

鉛入りボードのジョイント部分に鉛テープを貼り、放射線が漏れないようにします。

最終的には検査をして確かめます。

縦のジョイント、横のジョイントがあります。

裏側から見るとボードの背面の鉛が見えます。

後、コンセント周りも専用の鉛カバーで処理します。

最後に階段工事が完了しました。

今回各所をコンパクトにまとめたことにより

階段の納めはタイトでした。

大工さんにはご苦労掛けました。

仕上は、長尺塩ビシートになります。

8月が工事の勝負となりそうです!

お盆明けからラストスパートです!

最後にお決まりの全体像