2020.04.27 外構設計 模型作成

外構設計中の模型を作成し、検討しています。

1/100の鳥瞰 大きな庭も表現

縮尺100分の1の模型で全体の大きな構成を整理し

どのような案があるか割り出します。

手前にお社があり大きなテーマに成りえます

また、高さ関係のボリュームがおかしくないか確認します。

右側には重さのある塀

まだまだ検討しながら進んでいきます。

ここから30分の1の模型で塀のパターンを検討します。

1/30の模型 左ルーバー形状 右 パネル形状

これでお施主さんにも具体的で分かりやすくなります。

パターン検討

仕上のパターンデザインの美しさだけではなく

機能性に裏付けされた美しいデザインになるように努力します。

年内に完成する予定ですが、

昨今の新型コロナの影響が建設業界にも生じてきました。

範囲と時間がどの程度になるのか見通しが全く付きませんが、

出来ることを確実に行っていこうと思います。

2020.04.08 TZT 保水セラミック 外構材料実験

今回、塀並びに舗装などの外構に採用予定の保水セラミックの材料の質感や色味、保水実験をしました。

1、質感や色味
 他では見ない気泡の粒がわかり、ざらざらした質感 泡をそのまま固めたような感じです。
グリーンビズ(小松マテーレ) 荒々しい表情で好み 色があるのだがサンプルが無いのが残念
cuteHAGI(八木惣) 本来は吸音材としての販売のため意匠的には品があり高級感がある内装用に製品化したためでしょうか。

2、材料強度
少し心配な面はあります。面的な強度はありそうですが、部分強度、局部的な衝撃には少し不安があり、ルーバーなどのように固定方法が部分の場合、取付設置方法に工夫が必要です。
強度は、どちらの製品も変わらない小松マテーレの方がもともと荒く作られている分割れや掻けに対して寛容になれるかもしれません。外構の塀などに使用する場合には、アルミやスチールに比べると劣るが木やネットフェンスと比べれば強度という面ではさほど違いかと思います。

3、保水性
今回は、八木惣さんのものと小松マテーレさんからサンプルをいただきまして確認しています。
保水というか透水性(保水の速さ)はグリーンビズ(小松マテーレ)の方が早い印象
保水性(保水量)はcuteHAGI(八木惣)の方が良い気がします。

保水セラミック 実験
八木惣cuteHAGI
1リットルの水
これを注ぎます
1リットル飲み干しましたお腹一杯のよう
小松マテーレ 保水セラミック
小松マテーレのグリーンビズ
透水性が良いので傾けると水が流れる
サイズが1/4で500ml飲んだが、
半分ぐらいは下に流れていたかな?
2,3日様子を見ながら外に置いておきます
八木惣 保水セラミック
八木惣のcuteHAGIの色は色々あります

元々は、軽い素材ですが水を含むとさすがに重くなりますそのあたりも考えた取付方法が必要です。

また、進歩ありましたら更新します。