2021.03.24 TZT 仮称「手招きする塀」竣工写真完成

お社まわり

竣工写真が完成し納品いただきました!!

本来、防犯性の確保、所有の意思表示、管理の明確化など

官・民、民・民、問わず道路境界、敷地境界

境界に設置する塀

本来は、境界に伴う塀や生垣、囲いは、

境界を明確化し互いを切り離し、遠ざけるもの

そんな塀とは、似て非なる塀

見え方も機能も用途も従来の塀とは違います

今回のプロジュクトは、外構設計:ランドスケープデザインとなります。

「手招きする塀(てまねきするへい)」

ディテール

人が、近寄りたくなる、集まる、集う、佇む ことを目的とした

塀、又は、塀のある場所です

詳細は、近いうちにホームページのWORKSへアップいたします。

2021.03.19 AOT レストラン内装模型

仙台市内の施設内にあるレストランの内装計画を行っています。

オープンデスクの学生さんに模型を作成してもらいました。

内観メインであるため30分の1の模型となります。

ファサード面にアイキャッチとなる見せ方も模型で表現できるように作成してもらいました。

ファサード

昭和の1987年竣工の建築であることからバブル期であることや脱構築主義の背景もあって内部の装飾は豪華である一方時代的でもあります。

施設用ととしては、この内装はこのままの方が良いとも思っています。

さて、この施設にあるべきレストランとは、、

まず、コスト面です。あまり潤沢な資金があるわけではありません。

しかし、既存内装に似合った、施設用途に似合った

内装空間であるべき

賑わいを見せた活発な空間というより

華やかで気品ある静かな落ち着いた空間なのだろう

クライアントの要望としては、

1,生け花のような生きた植物

2,ゆったりできるソファー席

3,絵や創作物を展示できるスペース

大きくはこの3点

席数も団体貸し切りも想定し席数の要望もあります。

既存の目につく天井の造形に対する構えはどうあるべきか

関連性を排除し無視した平面計画ではなく

関連性を持ち込んだ、敢えて既存に大きく計画を左右された構え、

既存建築へのリスペクトと過去の時代的な意匠にたいして現代の意匠、流行にどう載せられるか、それはつまり時代に左右されない普遍的な意匠であるべきなのでしょう

その答えになっているかはわかりませんが、

本計画の提案は、様々な事情を加味した結果

既存内装には手を加えず、

解体撤去や作り変えはせず、

加えること。引き算はなし。で内装を作ることです。

それは、家具であったり。オブジェであったり。植栽であったり。展示物であったり。

後から加えられる 「置くもの」 です

内観1
内観2

一発目なので今後スタディを重ね変化していくものと思います。

思考の途中ですが、当事務所の設計プロセスを少し発信させていただきました

2021.03.11 TZT 近づきたい塀写真撮影に同行

本日は、竣工写真の撮影に同行しました。

全体撮影の様子

前回撮影予定の日に雨に降られ、満を持しての今日

素晴らしい天気となりました。

写真は、大武写真館の写真家:小関克郎さんにお願いしました。

ディテール撮影

本計画は、オリジナルの塀を主軸とした外構設計、ランドスケープデザインとなります。

<お社に手紙>

お社周りの撮影時にお社にお供え物が、、、

手紙??

ここは、保育園のバスお迎え場所となっていたり、保育園の散歩コースになっているため

お社スペースは、お子様には特別な場所になっているのかもしれません。

お施主様が回収したところで中身を見せていただきました。

お社周り

手紙に「かみさま へい ありがとう」

これは!!涙が出る思いです!

いやー造って良かった。

ものづくりの意味、根本を思い出させてくれる。

お手紙

ありがたいお子様の言葉

かみしめながら帰宅、、、、

自宅にて

この話を興奮しながら家族に説明すると

これ「かみさまへ いつも ありがとう」だね。

、、、、、、、

、、、、、、、

夕景

きっと、

塀を含めた外構が新しくなって!

神様が自分たちの広場を綺麗に!

居心地の良い場所にしてくれた!

との思いでこの言葉が出たのでしょう!!

また、明日から頑張ります!!

2021.03.05 TZI 富沢西EBデンタルクリニック ガラス取替

富沢西EBデンタルクリニック

本日は、2018年に竣工した歯科医院の割れてしまったガラスを交換をおこないました。

可能性としては熱割れの疑いが大きいようですが、

持ち帰ってガラスメーカーの方で調査することで、どこにどのような力が掛かって割れが入ってしまったのかわかるとのことです。

熱割れに関しては、様々な原因が考えられます。

押縁撤去

ガラスクリアは確保できていて、きっちり施工はしていたようです。

ガラスクリアが取れていなかったり、枠内に突起物があることで割れるケースもあります。

待合室カフェ

きれいにお使いいただいております。

院長先生お休みのところありがとうございました。

2021.03.02 オープンデスク受入れ開始

昨日よりオープンデスクの受入れを開始しております。

当事務所は、今の時代、設計事務所なんて街中や駅近じゃなくて

好きな場所でやればいいじゃないか

交通の便がさほど良くない駅から徒歩15分という絶妙で微妙な場所に事務所を構えております。

お客様にもご不便をかけることもあります。

オープンデスクに参加される方にも来所にあたり不便があります。

申し訳ありません。

しかし、広瀬川などもあり環境には非常に恵まれた場所

近くの河川敷

小さなころから育った地元である

ここに事務所を構える理由であります。

さて、当事務所のオープンデスクについては、

せっかく来てもらう学生さんに何か得るものがあればと

事務所としても取り組んでいます。

やってもらう作業をいかに当事者意識を持ってもらうかで取り組み方や学びは多く変わってくると思います。

現場や打合せに多く出席してもらったり(今はコロナもあり難しい場面もありますが、、)

当事務所でもその意識を持ってもらうよう導入や取り掛かりをサポートしたいと思ってします。

そこで、今回一緒に取り組むプロジェクトは、レストランの改修工事です。

模型作業が主な作業になります。

30分の1の模型

スタディ段階の設計事務所の仕事の仕方を良いことも悪いことも一緒になって体験していただければともいます。

設計事務所の仕事の楽しさやりがいの醍醐味を知って体験していただければと思います。

2021年3月2日 | カテゴリー : トコツク | 投稿者 : tokotuku