計画段階からお手伝いさせていただきました
日立システムズホール(旧仙台青年文化センター)の1階施設内にあるレストラン
「けやきのもり」が10月01日にリニューアルオープンしました。
トコツク建築設計事務所としては、内装設計やサイン計画をさせていただきました。
80年代バブル期の公共施設となる旧青年文化センターは内部の造形装飾が多くあります。
レストランについてもその意匠は感じられます。
吹き抜け面に対する円状の開口部
壁面の腰壁との切り替え
天井の円弧状の照明ボックス
これらの建築状の特徴を殺さずに活かして新しいレストランカフェを計画しました。
上部の照明ボックスに対して呼応するような家具を製作しました。
この家具が大きな客室を緩くエリア分けをしてくれます。
お子様連れでもゆっくりできるソファ席はもちろん小上がり席の用意もいます。
このレストランの最大の特徴は、空間でも食物でもなく
「就労支援事業所+飲食店」
であるということです。
当事務所として、本計画に関わることができて何より嬉しかったのは
このような、建築を使うことで可能となる社会的意義のあるプロジェクトに参加できたことです。
就労支援だけではなく、関連施設での製品やアートをマネタイズできるシステムを
飲食店へ持ち込んだことも非常に価値のある取り組みとなります。
詳しいお話は今後徐々にご説明できる機会を作りたいと思います。
しばらくは、CLOSE 19:00 LAST ORDER 18:30
上記時間での営業のようですので、お気をつけください。