本計画では、サウナの水風呂浴槽を一から制作させていただくことになりました。
予算を抑えながら高級感、デザイン性もある必要な機能大きさを満たした総合的にバランスのとれた
浴槽を検討中です。
仕上げはモルタル左官、色は顔料を入れて黒にしています。
左少々粗めに掻き落とし、右はコテならし
双方ともにトップコートを塗っています。
今回は、浴槽と洗い場を同一仕上げとして一体的にヌルッと仕上げようと思います。
現場にてお施主様と打ち合わせの後、色と仕上げを決めていきます。
また、本計画古民家の土壁部分も既存を生かして下地とし中塗り上塗りとします。
新設の壁で覆い隠すのではなく既存の柱や梁を生かしながら付け足していく作業でプラスの改めた足し算の建築を作っていきます。
上記の左が濃いめ色土、右が薄めの色土、どちらも西の方の土とのことです。
薄めが兵庫あたり、濃いめは愛知だろうとのこと
今回は、真っ白ではなく馴染んだ落ち着いたこれまでもそこになったかなのような雰囲気を土壁においては出したいので、このような色味が良いかと思います。