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トコツク建築設計事務所 ブログ

2025.01.21 非常勤講師の最終日

2016年より9年間という長きに渡り
非常勤講師として構造力学及び設計製図を指導させていただいておりました
専門学校 東北文化学園が今年度で建築土木科が無くなるということで、本日がこの学校での最終日となりました。

こちらの学校は、専門学校課程2年終了後、1年間2級建築士資格取得に特化した専攻科が設置されており、そこで構造力学を教えておりました。構造家であるわけではないですが、意匠設計者でも最低限の構造の知識は、その備えておりますし、自身が中学・高校の時から数学・物理学が面白く好きだったことが関係しているかもしれません。

さすがに2年専門の勉強を行なった先の3年目であるため、一定の学力のある生徒がほとんどで座学を教えていても理解してくれているという実感がありました。

その他、2年次の手書き製図の授業も受け持っておりましたが、今時手書きの製図の必要性は疑問視されます。
しかし、現状建築士試験の二次試験が、手書き製図による即日設計であること、手書きで描けないものはCADなどの製図用ソフトでも描けないということです。
手書き製図だけは、訓練が必要で正確さや早さは書いた枚数に比例します。
また、製図を描くには、自分が今描いている部分は、どの場所のどの部材なのかを理解することもできるようになり、つまりは、専門的な様々な図面を見て読む理解することが可能になってきます。

そのような理由でまだ、授業に取り入れている学校は多いのかと思います。

今では、なかなかお目にかかれない製図用の机

若い生徒たちと関わりを持つ数少ない機会でしたので、終了したのは、寂しさもあります。

今後もこのような機会があれば、携わりたいと思います。

2024.11.09 MMH 賃貸集合住宅+専用住宅

仙台駅から程近い大通り沿いの敷地

住宅街の小道に通づる角地の敷地

商店街通りと住宅街が入り混じる境界にある敷地

既存の建物を解体し、賃貸住宅と自宅を建築する建て替え計画のプレゼンテーション

収益物件となるため敷地に対して最大の建築ボリュームを考える

賃貸住宅と専用住宅の大きさが3:1程度のボリュームとなるため

賃貸部分のボリュームを分解し、専用住宅が建ち並ぶ

デザインされた建築群をこの通りに形成したい

外廊下が並ぶ標準的な大きな箱型建築では、味気なく細い小道をその建物の影で覆い

通行する人々の気持ちを下げてしまうような建築は避けたい

北側の小道に最小限の影を落とし暗い道となりながらも、

日々の通勤通学、散歩などこの道を歩くすべての人に安らぎや前向きな気持ちえを与えられるような建築でありたい

建築に遊びがあり楽しさがあるように見える佇まいを目指す

賃貸住宅から専用住宅までのリズム感と仕上げの微妙な変化、奥に行くほど明るい外壁とすることで

小道に入る時の印象を明るくする狙いがある

クライアントには、気に入ってもらえたようで一安心

建築コストやファイナンスなど今後たくさんの課題を解決する必要はあるが、

ご意見をお聞きしながら実現に向けて設計の観点からご協力できればと願っています。

IBD 一番町アーケードマウスピース矯正歯科 内覧会

25(金)〜27(日)の3日間 内覧会が開催されました

26(土)にお伺いさせていただきました。

当事務所としては、デザイン監修としてご協力させていただきました

看板が楽しみだったLEDチューブ管 前面だけではなく側面も発光しその丸みをおびた形状

この場所にあり、自費治療にて矯正を行えるお客さんということで、客層としては、家計に余裕のある層がターゲットになるかと思います。

そのため、内装についてもシンプルというよりも高級感のある高級ホテルのようなラグジュアリーな空間を意識した歯科医院の内装となっています。

1階には、とても入りやすい待合室になりました。
物販もあるの店舗のような感覚で覗きたい欲求に駆られます。

レントゲン室や診察室までの廊下も内装に光沢のあるメラミンを採用して高級感を演出しています

要所にあるオブジェやドライ盆栽もなかなか他では見ることの出来ない品で、見入ってしまいます

当事務所のお祝いのお花は、今回のテーマカラー看板のオレンジのみを使ったアレンジメントをお願いしました。

とても可愛く仕上げっていました。

2024.10.16 IBD 内装工事と雑工事

本日は、もう少しでオープンをむかえる矯正歯科

「一番町アーケードマウスピース矯正歯科」

広告もいろいろ掲載しているようです。

仙台の地域情報発信サイトである仙台つーしんにも取り上げられていました。

https://sendai-tushin.jp/2024/10/14/post-394246

地下鉄やバスにも掲載中のようで、お見かけする機会があるかもしれません。

内覧会が、25(金)、26(土)、27(日)に開催予定とのこと

もし、ご覧になりたい方は、矯正歯科のご相談もしながら見学もできますので、ぜひ足をお運びください。

内部の工事も追い込み中

1階には、ルーバーを施工していました。解体前に比べるとかなり広く感じます。
今後、展示棚や受付カウンターが入ります。

2階は、ガラスを多用してモノトーンで仕上げています。
これからブラックのフィルムを貼るともう少しデザインの構成が見えやすくなるかも

アーケード沿いになる歯科は、他では見ない出店かと思います。

この場所に出店する意味を掘り下げて考えると、客層と利便性、視認性など色々あります。

デザインのコンセプトはやはり、「街に開くこと」がアーケード沿いに対しての向かい合い方かと思います。店内の様子が垣間見える、「何かな?」と覗きたくなるような建築・空間への人を引き寄せる魅力が結果集客にも反映してくるのだと思っています。

2014.10.12 NSS テレビ放送

本日、地方局 仙台放送「あらあらかしこ」のシンテンタイムズという企画内で

当事務所設計にて協力させていただきました

「Lita-sauna(リタサウナ)」

根白石サウナ古民家再生プロジェクトがテレビで放送されました。

http://ox-tv.jp/arakashi/onair.aspx

様々なメディアで取材をされています。

オーナー曰く特に密な取材をしていただいたというメディアはこちら↓