当事務所が設計監理を進めてまいりました「根白石の個室サウナ」が完成しました。
限りある費用の中でDIYも組み合わせながら、最小のコストで最大の効果を生み出します。
この度、お施主様のご厚意により内覧会を行わせていただくことになりました。
2024年9月14日(土)、15日(日)10:00〜
完全予約制となりますので、下記フォームよりご予約ください。
※ご予約されたお客様に案内図をお送りいたします。
当事務所が設計監理を進めてまいりました「根白石の個室サウナ」が完成しました。
限りある費用の中でDIYも組み合わせながら、最小のコストで最大の効果を生み出します。
この度、お施主様のご厚意により内覧会を行わせていただくことになりました。
2024年9月14日(土)、15日(日)10:00〜
完全予約制となりますので、下記フォームよりご予約ください。
※ご予約されたお客様に案内図をお送りいたします。
工事も終わりに近付いてきました。
本日は外構工事を行なっています。
これまでは、生い茂る草木等で建物が見えない状態でしたが、草を刈り
すきとり、整地し、転圧し、砕石をしきます。
手前にある石は、敷地に埋まっていた巨石です。
古民家改修のプロジェクトであり歴史をこれまでを引き継ぐという意味でも
この土地から出てきた岩すべてを廃棄せず残すこともまた良いだろうということになり
敷地の片隅に、これからは、太陽の下でこの土地に腰を据えることになりました。
薪ストーブの煙突の施工も完了しました。
屋根の劣化もなかなか進んでおりますが、何とか納めてもらいました。
ポーチの抜けもまたこの建築の見どころになっています。
どのような使われ方になるのか楽しみでもあります。
本計画では、サウナの水風呂浴槽を一から制作させていただくことになりました。
予算を抑えながら高級感、デザイン性もある必要な機能大きさを満たした総合的にバランスのとれた
浴槽を検討中です。
仕上げはモルタル左官、色は顔料を入れて黒にしています。
左少々粗めに掻き落とし、右はコテならし
双方ともにトップコートを塗っています。
今回は、浴槽と洗い場を同一仕上げとして一体的にヌルッと仕上げようと思います。
現場にてお施主様と打ち合わせの後、色と仕上げを決めていきます。
また、本計画古民家の土壁部分も既存を生かして下地とし中塗り上塗りとします。
新設の壁で覆い隠すのではなく既存の柱や梁を生かしながら付け足していく作業でプラスの改めた足し算の建築を作っていきます。
上記の左が濃いめ色土、右が薄めの色土、どちらも西の方の土とのことです。
薄めが兵庫あたり、濃いめは愛知だろうとのこと
今回は、真っ白ではなく馴染んだ落ち着いたこれまでもそこになったかなのような雰囲気を土壁においては出したいので、このような色味が良いかと思います。
GWが明けてサウナプロジェクトの現場にて打合せに向かいました。
大工さんを交えた打合せ5分の1の詳細図を持って打合せ、大工さんの意見もお聞きしながら
当方の譲れない部分もお伝えしつつ各部納まりを決めていきます。
入口の面するポーチ サウナ施設に入る前の半屋外の空間
入口を入ると天井の高い古民家の雰囲気を感じられるような計画の受付
外気浴と水風呂は開放的な空間となります。
屋内空間となるため虫などが苦手な方でも安心して施設を利用できます。
左官屋さんに現地に来ていただき、既存の母屋と古民家の内壁の確認と浴槽制作の仕上げの相談しました。
既存母屋はクライアント自らDIYを行っています。
サウナ施設として使用する古民家の方は、プロの力を借りて改修する予定です。
古民家再生や実家の空き家の両面において、良いモデルケースになるため今後も様々な形で情報発信していきたいプロジェクトです。
DIYにて自分たちで取り組んだ部分と工務店にお願いした部分
その違いが、完成度の確認など
現場に来ると様々な要素が見えて非常に面白い建築になりそうです。
さて母屋の2階部分の内壁は、綿壁モルタルの下地に繊維系の上塗りをしたものです。
この「綿壁」の改修が非常に難しい
1、既存の状態で下地調整によってプライマーによって固めて上塗りするか?
2、水洗いして全て上塗り部を撤去し、新たな上塗りをするか
上記2択のようで、どちらも非常に手間のかかる作業になるようです。
よく見ると金色の繊維を混入してあって施工当時位はとても綺麗であったことを想像できます。