2020.11.30 TZT オリジナル塀ルーバー型フレーム施工

本日は、オリジナル塀のルーバー型フレームの取付工事を行いました。

幸い製造工場が現場から近いこともあり4分割したフレームを1つずつトラックにて運びます。

ベースと塀フレーム

取付は職人さん5人程度来てくれました。

各自行う作業が明確で動き早い

当初は、ベースプレートにボルト2か所の接合でしたが、固定度をもう少し上げたいということで現場にて周囲、溶接にて取り付けも行って柱脚部はほとんど揺れずにがっしり固定されました。

柱脚部は、引き抜きが発生するために両脇のタテ筋は上端フックがついています。

<門扉の施工>

反対側のサブ道路側のフェンスには、門扉を施工しました。

有効開口3mの車も出入れできる大きさです。

門扉 遠景

3mまでは吊部材ないで丁番のみで両開き門扉が既製品で用意させています。

手前のアスファルトも施工したてでとてもきれいです。

アスファルトは外構としてはもう少し色落ち褪せた方が外構の馴染みはいいですね。

門扉 拡大

反対面のメイン道路側は、インターロッキングとオリジナル塀の組み合わせになります。

インターロッキング

明日以降からルーバー部材を取付していきます。

2020.11.21 TZT オリジナル塀パネル型施工

パネル型のフレーム施工と保水セラミックの施工を完了しました。

まずは、フレームの設置です。ステンレスの素地

上部笠木は和をイメージさせる切妻の形状

南側より

角度によってさまざまな表情を見せてくれます。

北側より

次にパネル形状の保水セラミックを施工します。

上部の小口がみえる

少し離れてみると法的な開口率50%の抜けとパネルの大きさを検討して

この割となりました。

水を小口から有効に保水できるように三角の長編が上向き小口を出した形状となりました。

背面の車庫とその手前の雨水タンクが見え隠れしています。

立派な母屋と緑いっぱいの庭を見る見られるの互いが心地よい距離感で見通せる塀となるかと思います。

これから基礎の立ち上がりと埋め戻しをしていきます。

こちらのパネル型にも灌水システムを導入します。

保水率はルーバー型と比べると設置の向きや用途を考えるとルーバー型には劣りますがどちらもどれほどの効果があるのか観察していきたいと思います。

意匠性は、他では見られないオンリーワンのデザインになっています。

ルーバー型も施工しましたらUPしていこうと思います。

お楽しみに

2020.11.09 TZT アスファルト舗装工事

インターロッキングの施工がほぼ完了

全景 右に車庫と納屋 左にお社 中央がアプローチ

道路境界から敷地全景

残すは、塀とアスファルト舗装となりました

アプローチ

本日は、アスファルト舗装の工事を行いました。

床付けの直後に透水性アスファルト舗装を施工します。

床付けと養生

本計画は、密粒とした場合の有効な勾配が取れないために

透水性アスファルトとしました。

アスファルト搬入

透水型は、密粒型と比較すると耐久性は少々劣ります。

アスファルト施工

将来的には目詰まりを起こし数年後には排水状況が悪くなることが考えられます。

目詰まりを起こしても排水が問題なく有効に行われる可能性もあります。

将来、状況を確認した上で枡や溝を施工することになるか可能性もあります。

現状で万全の排水状況にするには枡だらけの外構計画になってしますことを避けました。

後に検討した方が見栄えもコストも最小減となるだろうという判断でした。

とはいうものの可能な限り水勾配はしっかり取り適切に排水できる計画になっています。

2020.10.30 TZT インターロッキング施工

外構工事は、現在インターロッキングの施工の真っ最中です。

保水セラミックインターロッキング
インターロッキング施工状況

商業施設や公園でよく見かけるこの床、外構仕上

個人住宅ではなかなかお目に掛かることは無いかもしれません。

庭石との取り合い

既存の庭との取り合いは職人さんがきれいに納まてくれました。

お願いはしましたがここまで綺麗にしていただけるとは、、

千鳥ばり

意匠としては、オリジナル塀の仕上げとは違う色合い。

他との親和性、踏襲はない。あえて理由付けをするなら

数々の庭木の中にあるひとつの樹木、昔から大切にしてきた今回の土地区画整理事業によって移植してまで残した「紅葉の赤」

さらにはお社の隣に当該計画に際して新しく植樹するご神木となる「紅葉の赤」を採用しました。

面積が広い分、味気ない間延びした印象にならないよう

同色の材料をボーダー上に配置さらに千鳥に施工することで床面に変化を与えています。

車庫前の部分は土間コンクリート施工し用途と領域がリンクした外構としています。

未施工部分

まだ、施工は半分ぐらい。職人さんもこの面積は個人邸では初めてだそうです。

透水シート施工状況

当該外構計画のテーマである「近づきたくなる塀」に登場する保水セラミックのインターロッキングです。

床面からも壁面からも涼しいのです。

保水した後は有効に水を下まで流す透水します。下地は砂の下層に透水シートを施工します。

インターロッキング自体の落ち込み防止や砂の砕石への目詰まり防止、防草の役目もしてくれます。

透水シート 不織布

今回の外構設計 ラウンドスケープデザイン

オリジナルの塀と合わせてインターロッキングはとても高級感があります。

塀も舗装もどちらかが安っぽい材料や使い方を間違うと

その影響が片一方にも影響してしまうこともあり得ます。

一方がどんなに良いもの、いいデザインでも何か一つの要素で台無しになってしまう。

これがトータルデザインということなのでしょう。

昨今では、このトータルデザインをもっと広い意味でとらえると

商業施設やオフィスでいう企業やお店の建築や広告、ロゴなど様々なデザインをトータルプロデュースする。

ブランディングなんて言葉をよく聞きます。

当事務所ではそんなご相談もお待ちしております!!

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2020.10.26 TZT 配筋検査

「世界にひとつだけの塀」

基礎を施工中です。

配筋状況

塀の基礎 底版の配筋状況  
配筋状況

風圧自重で転ばないように変形T型の基礎の底版は600mmあります

ベース配筋の数、ピッチ、径などをチェックします

配筋ピッチ
ベース配筋D10@100

立ち上がり部分もベースに入ってくるので今回見ておきます

立ち上がり配筋D10@100

鉄筋のかぶり厚も確認します

屋外の場合、水が近いので鉄筋が水分に触れて錆びることを防ぐため

コンクリートの外縁から鉄筋の外縁までの距離を多めに確保します

鉄筋かぶり
鉄筋かぶり厚さ

オリジナル塀の基礎と同時に舗装面の床付けも行い終了しています

舗装 床付け
インターロッキングの床付け

塀の基礎が終了次第、同時に舗装の施工

(今回はアスファルトとインターロッキング)

も行っていきます

インターロッキングは、塀に使用する材料である保水セラミックです

これからの温暖化に向けた夏の高温対策としての施工ですが、効果を見る前に

冬を先に迎えることになりました

2020.10.06 TZT オリジナル塀モックアップ

本計画の肝

前回のモックアップ、ステンレスフレームに保水セラミックを取り付けました

着色製品もありバリエーションは豊富です

コスト面と相談しながらルーバーのピッチを調整しましたが、

正面だと少々ピッチが広い印象ですが、少し角度が振れればとても市松模様の印象的な特徴のある他に類を見ないオリジナル塀になりそうです

モックアップ道路側 北寄り
道路側 南寄り

塀は2種類ありパネル状とルーバー状の2つです

モックアップは、パネルとルーバーを一緒にしています

次回は灌水システムの実験をします

2020.09.29 TZT オリジナル塀モックアップ

オリジナル塀の鋼製フレームの確認に工場へ

リン酸処理からステンレス製へ仕様を変更

金額の調整も同時にしながら試行錯誤しています

正面
少し角度をつけて

フラットバーだったり曲げ物だったり強度とコストと同時に検討しながら材料が決まっていきます

仕上げも2Bつまり素地になります

さり気ないリブ

このフレームに今度は、保水セラミックを取り付けます

私自身も楽しみです

2020.09.24 TZT 雨水利用グローベン

本計画の要

「近づきたくなる塀」

このオリジナル塀をお施主様のご理解をいただき実現するための要素

・保水セラミック

・灌水システム

上記2つが要となります。

そのうちの一つ灌水システムに利用する雨水を貯水する雨水タンクの配置検討

雨水タンクの配置検討
雨水タンクは予備タンクも含めて400リットル

雨水は車庫の屋根に降ったものを最大限利用します

実際に設置する場所です

配置検討風景
設備屋さんと検討している風景

当工事の設備屋さんは、いろいろ相談に乗ってくれたり初めての取り組みのため試行錯誤しながら物を作っていくわけです

面倒くさがらず僕の話を聞いてくれたり、専門的な知識を授けて授けてくれたりとてもいい設備屋さんです

ぜひ次回もお付き合いしたい方です

工事はまだ進行中ですが、、、

現場監督をはじめこのような方々に支えられてものづくりができています。

感謝します。

2020.09.21 TZT 足場撤去

外部足場が取り外されておりました。

車庫のオフホワイトの外壁が目立ちます

足場撤去

母屋までの道筋を車庫の壁面が導いてくれるような佇まい

これから舗装や塀などの外構の工事が始まっていきます

外壁出隅

外壁出隅はアルミ製の役物を使用してすっきり見せます

古いものと新しものが混在します

違和感ないように材料選びをします

2020.09.18 TZT カーテン選定

内装工事がほぼ完了し

カーテン屋さんを呼んで製品の選定をします。

<洋室>

洋室 南から チーク
南から
洋室 西から
北西から

内部の空間や仕上げも特徴ありますが、それにも負けずに開口部からみえる

立派な庭がまた印象的です。

そんな窓から見える庭をよりよく見せるカーテンを選びます。

<車庫兼納屋>

納屋兼車庫の外壁の施工もほぼ完了しました。

(実は反対側が未施工なため足場はまだとれません)

車庫 納屋 外壁サイディング
外壁ほぼ施工完了

外壁は、フラットサイディングの塗装品でオフホワイトとしています。

新しい建物ではなく周囲や敷地内の建築と違和感を感じないように少しなじみの良い白を採用しました。

上部の塗り壁の漆喰の白もより引き立ちます。

<外構>

外構は、フェンスの施工を完了しています。

既成フェンス 勾配なり

西側は、門扉がこちらにつきます。

道路は水勾配があるため敷地は、北側と南側で高低差があります。

既成のフェンスは、一般道路の勾配2%程度までなら勾配なりに施工が可能となります。

クリアランスで勾配分を解消できるためです。

途中に段差を設けずに施工が可能で見た目は斜めに施工されていることは全く気になりません。

<和室>

和室 和モダン 南から
南から

照明がついて、内装のスタイルにあまり名前を付けたくはありませんが、

いわるゆる「和モダン」といわれているスタイルに当てはまるかと思います。

ペンダント照明は、レ・クリント

障子を太鼓張りとして断熱性を高めています。

開口部からの熱の逃げはこれによってかなり改善されるはずです。

今回の改修で大きな要素です。

障子は、昔からあるとても機能的な建具です。

和室 和モダン 東から
北東から太鼓張り障子をみる

断熱的な要素はもちろん柔らかい光を閉めていながら確保できる優れもの

現代のレースカーテンのような役割に断熱性を追加したようなものです。

太鼓張りとすることで

本来、室内側からは桟が見える意匠が、

障子を通して内部の組子がみえるぼんやりとした幻想的な明かりが室内に入ってきます。