2019.11.25 事務所レイアウト変更

郊外の住宅と商業施設の混在した道路に面してトコツク建築設計事務所はある

マンションの1階に設計事務所

この度、事務所のレイアウトを変更する事で仕事の仕方、取り組み方を当事務所にて表現した。

まず、1つの平面を4つに区切りroom1~4と名付けた。

room2手前右room3手前左から
room1右奥とroom4左奥の隙間に棚を設え

フリーアドレスのオフィスから少々思考を広げた。カフェのような空間に対してコワーキングのプログラムを設計事務所に組込んだ。

各roomのテーブル角度の変化や隙間に棚を設けることよって1つの空間を緩く分割し各roomにそれぞれの居場所を作り出した。

その操作は、1つの空間にいながら視覚的に分割した平面構成が容易に理解できると同時に程よい付かず離れずの距離感を作り出している。

入口から右にroom1左にroom2棚を介して右奥room4左奥がroom3

お客様との打合せを入り口近くのテーブルで行おう。

施行業者との打合せを隣のテーブルを使っている。

隣で模型を作っているテーブルはまさに打合せ中の建築模型なのかもしれない。

近所のおばあさんが奥のソファで暇を持て余してコーヒーを飲んでいる。

設計図の作成に勤しんでいるのが僕で周囲の声が複雑に重なり合いながら耳に届く。

room3より右にroom2左にroom4

設計者にはroomごとそのスペースに設計意図はあるが、僕を含めた使用者がこの空間とこのプログラムの中でどのようにこの事務所が使われて行くのか、楽しみである。

たまには、仕事を早く切り上げてテーブルをつなげて気の合う仲間でパーティーでもしよう。

room4から棚越しに外の道路を見る

棚の上部はスタンディングディスクとして使われる。

これから、自分の事務スペース、固定の事務所が無くとも成り立つ労働環境になっていく。

自分の場所が無くなる一方で誰のものでも無い場所が増えていく。

または、日によって自分の場所が変わるような自由な労働環境ができてきている。

そんな時代にあった事務所空間を提案した。

日々、居心地の悪い堅苦しい労働環境、オフィス空間から解放された自由な仕事の仕方をしたいものである。

そんな希望を形にした事務所である。