建築士定期講習の修了証が届きました。
前回と比べて証書が少しグレードアップしているようです。
総合資格だけ仕様が変わったのでしょうか。
現在は、建築士法によって3年以内ごとに定期講習を受けることが義務づけされています。
これは、一級、二級、木造によらずすべての建築士に義務づけされています。
余談ですが、建築士法といえば
建築士試験に大きな改正がありました。
これまで受験要件であった実務経験が免許登録要件に改正されました。
これは、つまり一級建築士試験を例に出せば、
これまでは、「建築系大学卒業+実務経験2年」で受験資格が得られました。
これからは、「建築系大学卒業」で受験資格が得られますが、「実務経験2年」が無いと合格しても免許の発行・登録はできないということです。
ちなみに施行は2年以内とのことです。
*法改正と施行は、別ですのでいつから実施に試験にて導入されるかはわかりませんが、いずれにしろ今年か来年ということでしょう。
→令和2年3月1日から施行のようです。
さて、これでないが変わるかというと
一級建築士で言えば、大学在籍中に試験勉強をして卒業した年に受験する人が増えると思われます。逆に大卒の人の二級建築士の受験数は減るかと思います。
二級建築士については、建築系専門のある高校(工業高校)を卒業した人の増加程度かと思います。
よって、受験者数は一級が2,3年かけて徐々に増えて、二級の方は、現状維持か少し減ると予想します。
法改正の意図としては、現在、一級建築士の高齢化が進んでいるため現50代以上の建築士の引退が進むと建築士が足りなくなるそうです。
(現場からは建築士が足りない実感は全くありませんが、、)
この改正、施行で建築士が増えるのでしょうか?
これからの経緯を見守っていきたいと思います。