今日は、都市建築設計集団の福島県のならは交流館が竣工したとのことで
「ならはCANvas(キャンバス)」
の見学会に参加してきました。
7月30日からオープン
住民の使われ方も見ることができて良い見学会でした。
鉄骨造+木造の混構造となっていて、屋根の木造の特殊な架構によって
およそ4.5mの軒の出を木造で実現しています。
その架構は、外観からみてもその特殊な構造が確認できます。
その佇まいは、周囲の建築とは一線を画し楢葉町のシンボルになり得る建築だと思いました。
概要の説明を受けてから自由に見学させていただきました。
メインの広場から
内部、みんなのリビング
多くの人に使われていて夏休みということもあり学生などの若い人が良く目につきました。
双方向から自由にアクセスできる交流館(集会場)とのコンセプトの通り
木製大型引戸が各々のスペースに設けてあり、その用途によって全開放でき前面の広場と
一体的に利用できるようにしてあります。
設計者としては、建築を造るだけでなくその意図を丁寧に伝え、使用者がよく理解し、
うまく使い倒す術が必要な建築でした。
今後の使い方も興味深い「ならはCANvas」でした。
夜は、もっと象徴的に見えそうです。