2020.09.08 TZT 内装完成近い

和室と洋室の完成が近づいてきました。

<和室>

建具の再利用と新設は和のテイストを残しつつモダンな雰囲気も出したく黒の3分つやにて塗装

和室北面
北側をみる

既存障子には強化障子紙にて太鼓張りすることで

これまでの桟の見える意匠ではなく透過しシルエット障子へ

開口部の断熱性向上に寄与します

太鼓張り障子を介しての採光は不思議な風合いと落ち着きを感じます。

和室 太鼓張り障子
南側をみる

照明を残すのみとなりました。

照明は、レ・クリントのペンダントがこの部屋は一新することでしょう

レ・クリント照明
こちらを施工予定

<洋室>

まずは目の引くチークフローリングのヘリンボーン貼り床の材料を壁にも貼っています。

厚みのある重量感のある壁が重みのある洋間に合います。

洋室 ヘリンボーン
南側をみる

こちらも照明電気関係とカーテンの施工を残すのみとなりました。

2020.08.31 TZT 保水セラミックインターロッキング

<外構 舗装 サンプル>

本日は、サンプルを取った保水セラミックの舗装インターロッキングの色をお施主様と検討しました。

保水セラミックインターロッキングのサンプル
インターロッキングのサンプル

フラットな仕上げと洗い出しを交互に千鳥状に施工していきます。

メーカー実験では、夏期2~3℃程度気化熱によって温度減少の効果があるそうです。

今年こそその効果を試したい材料でした。

竣工は、もう暑さも落ち着き肌寒く冬の到来を感じる季節です。

効果のほどは、来年にデータを取ることになりそうです。

<ポーチ軒天 杉羽目板 塗装 サンプル>

お家の顔ポーチの天井 軒天の杉羽目板の塗装のサンプルが届きました。

杉板 羽目板 外部用塗装サンプル
杉 塗装サンプル

メーカーは、プラネットジャパンです。

素材の素地の色を生かした色味にしていきます。

2020.08.27 TZT コンクリート打設・塗装・左官工事

内部・外部が平行して進んでおります。

<車庫>

車庫兼倉庫 床土間
車庫と倉庫 元牛舎

車庫の床には土間コンクリートを打設、敷地地盤面のかさ上げと基礎の補強も兼ねています。

外周部も雨仕舞と基礎補強を兼ねて立ち上がりを付けて既存基礎(基礎石)を挟むように打設しました。

内部は、コストの関係で内壁が既存部と張替え部がパッチワークのよう。
床がきれいになると見栄えしますね。

<和室>

和室の改修 左官
左官施工前の養生中 天井は既存のまま

塗装工事と左官工事に入っています。

塗装工事は、部分的に黒3分つや、クリアは半つやで塗っていきます。

左官工事は、既存の砂壁は古く重ねるとはがれてくるとのことで一度古い部分を剥がして一度下塗りした状態です。
この後、上塗り仕上げに入ります。仕上げで指定の色を付けます。
今回は、現代でいうところかっこよくいうとアッシュ色です。
仕上がりはお楽しみに!

<洋室>

洋室の改修
床と奥の壁がチーク材 天井のアクセントに青

こちらは、なんといってもチーク材を使った仕上げです。

アクセントに既存の天井周りのアクセントに青の天井で特徴的な空間が出来上がります。

仕上げを変えるだけでこんなに雰囲気が変わるのか実感します。

2020.08.19 TZT 埋蔵文化財保護法 役所掘削 立ち合い

<埋蔵文化財保護法>

住宅のような小規模な建築であっても敷地下に貴重な文化財が埋まっているかも

その我が国の歴史を守るべき法律です。

どのような工事であっても掘削が発生する場合には行政に許可が必要となります。

本計画において一番掘削深度が深い門扉の基礎の立ち合いです。

TZT埋蔵文化財立会 役所
立ち合いの様子

<周囲の環境・再開発地域について>

TZT畑の隣に均等区割りされた建売住宅が並ぶ
畑の隣に均等区割りされた建売住宅が並ぶ

周囲は、住宅地に突如畑が現れたり

均等な敷地割とは違う立派な庭と大きな瓦屋根の家が

少し散歩をするとぽつぽつと目につきます。

このような不思議な景観がこの地の過去と未来がぶつかり合った結果です。

本計画もその一つの住宅になります。

本計画敷地 西側道路面
本計画敷地 西側道路面

<壁紙のサンプル>

TZT机の上に大きい壁紙サンプル
机の上に大きい壁紙サンプル

サンプル帳で確認できるものと大きいサンプルで確認した方が良いものとあります。

壁紙や外壁は特に施工面積が広く光の当たり方や角度で色味が大きく変わるため

大きめのサンプルを用意して実施の場所で確認するのがベストです。

時にはできない場合もありますが、可能な限り行うようにしています。

今回は、内部は改修工事なので工事が進歩が速いので仕上げ決めの選定時期も早くに行います。

改修のため空間がすでにできていますので、仕上げは新築よりは選び安いかとは思います。

しかし、最終的な仕上げ完成後は、やはり驚きと感動があるものです。

出来上がったものを買うのと違い

共に造っていく出来ていく過程も家づくりの醍醐味です。

その楽しさが共有できる方には、

ぜひ設計事務所を家づくりのパートナーとして選んでいただきたいものです。

2020.08.12 TZT 米保冷庫の移動

今日は朝、雨が降って午前中は少々暑さが和らいだ印象でした。

しかし、午後はやっぱり暑かった。

ひどい暑さになる前に

午前中に現場にて作業していただいている各業者の方、現場監督、設計者(私)

米の保冷庫をみんなで動かしました。

保冷庫 移動前

中身を出してもらっていますがかなりの重量のため

下に単管を入れてみんなで押して一度倉庫の外へ出して再度倉庫内へ入れます。

保冷庫 移動後

事務所でじっとしてパソコンとにらめっこしているよりも

ジリジリした太陽の元、体を動かした方が仕事をした感覚、気持ちよさを

実感させられます。

保管庫を移動しただけの一瞬の作業でそう感じてしまう

己の運動不足は相当深刻です。

2020.08.11 TZT 車庫の透湿防水シート貼

今日は35度まで気温が上がったのか、立っているだけで滝汗です。

こんな暑くても現場の職人さんの作業はあります。

熱中症にはくれぐれも気を付けていただきたい。

休憩と水分塩分を多くとっていただきたい。

現場の進歩は、車庫の防水シートを貼り外胴縁を取付ました。

車庫のため断熱材をいれていない。

外胴縁の必要性はありませんが、既存躯体の精度が悪いため外胴縁を施工しました。

透湿防水シートと排水溝

この後にフラットな母屋と近似のサイディングを横張りで施工予定です。

敷地全体が見える道路を挟んだ反対側の歩道より

対面歩道より全体

<敷地内の畑には>

住宅地ではありますが、田畑だった名残を残す昔からこの地に住むお宅です。

近隣の新築住宅とは違い広い敷地に壮観な日本庭園と

立派な家と開発された道路との緩衝材のように周囲に畑があります。

大きな葉っぱが目を引くこちらの野菜はなんでしょうか

「里芋」だそうです。もう少しで収穫だそうです。

四季の変化は、周囲の木々や空の青さに加えて、畑の野菜でも感じるのですね。

2020.08.08 TZT モックアップ作成準備

<オリジナル塀>

オリジナル塀のモックアップ作成の前にも準備が必要で図面だけでなく

実寸で納め方を検討します。

モックアップ 塀のフレーム
実寸 制作塀フレーム一部

このフレームに写真(下)保水セラミックがルーバー状に取り付きます。

保水セラミック
採用する保水セラミック

<車庫>

車庫の透湿防水シート施工
車庫の透湿防水シート施工

車庫は外壁前に防水シートの施工です。

2020.08.03 TZT 車庫下屋解体

本日も現場へ改修工事は進歩が速い

解体も並行して行っています

こちらの古い木造建築は車庫や倉庫として使用していた元牛舎

下屋を撤去しました

この構造むき出しにポリカを張った意匠が最近の建築でよく見ますが、

様々な事情でそのような建築が建てられるわけです

こちらの建築は内部の骨組みがこれまでの歴史を感じさせてくれます

本計画は、見せずに耐震性や防水性を考慮して外壁で覆いますが、

お施主様にこの建築の成り立ちを聞くと

ふと腑に落ちる柱や梁があったりするのも面白い

解体工事で出た鉄製品の積み荷をお手伝い!!

腰がやられそうでした

2020.08.01 TZT 車庫部分解体工事

車庫解体工事 
正面 牛舎部分には地窓

これはこれでラフな作りを見せていくのもありのような気もします

区画整理に伴い既存地盤面より道路のレベルが上がってしまったため

排水処理がうまくいかなくなり今後の頻繁に起きるであろう豪雨への対策も含め

敷地内のメイン動線となる部分の地盤を上げることを希望されました

そこで、不具合が生じるのが既存レベルに建っている車庫をどうするか

50年以上前に牛舎として建てられた現在車庫として使用中の建築物

解体して新築するか

母屋との親和性 車庫の下屋解体
下屋を解体

しかし、母屋との親和性やコスト面を考慮して

現在のものをできる範囲で機能的にし補強しながら使用することになりました。

<制作塀のスチール部仕上>

今日は、制作塀の仕上げ処理の検討のため 塗装の種類としてリン酸処理風塗装

岩沼斎場のエントランスで使用させているとの情報をいただきまして見学に行きました。

設計は山下設計、施工は佐藤建設とのこと

岩沼斎場 リン酸処理風塗装
大面積のリン酸処理風塗装

周囲が開けた田んぼの真ん中にポツンと寺と隣り合わせで這うように建築

とにかくその部分だけ確認

面が大きくなるとフェイク感がでます

岩沼斎場 サイン
サインの仕上げ

面が狭ければサインのようになかなか質感が見た目でていて良い。

触感としては見た目とは違和感がありつるつるした感触

<野菜と漬物>

最近お知り合いのかたに野菜をいただくことが多いです。

ちょうど収穫時期なんでしょうか

もらいもの 野菜と漬物
野菜と漬物

今日は、お施主様より畑でとれた野菜ときゅうりの漬物をいただきました。

漬物は、薄味で毎日の食事のおかずが追加で一品あるだけで

印象がだいぶ変わりますね

ありがとうございました。

2020.07.27 TZT 改修工事開始

工事契約が先日完了しました。仙台市内の改修工事の現場が始まりました。

本日から大工さんが丁寧に部分解体を行ってくれていました。

<客間:洋室の解体>

客間 解体中

こちらは、豪華な客間は、これまでの近代昭和レトロ感を残しつつ

新たな現代のモダンテイストも入れていきます。

<玄関ポーチ>

ポーチの柱は、昔に耐久性のため塗装をべた塗した独立柱

せっかくの無垢柱なのでそれがわかるように生き返らせたい!

塗料をわざわざはがしてもらっています。

現在のままでは、本物ではなくフェイクのように見えてしまって勿体ない。

ポーチ独立柱の塗装はがし

剥離剤では思ったようには取れず、

サンダーで削り取るようにしないと取れません。

これは、大変な作業になりそう

<塗装屋さんのロゴ>

本施工お願いしている工務店の塗装屋さんロゴがデザインされたものでかっこよかったので紹介

熊谷塗装さん

最近は、業者の方々もデザインされたものをいろんな部分に取り入れて

個人企業問わず発信力が大事になってきていると改めて