2022.08.09 KMB ビル改修計画現地調査

本日は、仙台市内の3階建てビルの現地調査を行いました。

この日は日差しが強く暑い35℃はありました。(体感)

非常勤講師をしている学校の生徒に遭遇。夏休み中にインターンを行っているとのこと

汗を流しながら現場に出ている。すでに社会人の様相

場所は、路面であれば何をしても大丈夫そうな立地

特にポテンシャルを感じたのは屋上周辺に遮るものはなく、見通しのきく抜群の眺め

街中でこんなロケーションでお茶でも出来たらいいなぁと感じました。

その思いを提案に入れ込みたいと想像を膨らませて現地調査を行いました。

良い提案ができるように十分に思考したいと思います。

2021.12.02 LM若林 足場解体前検査に立会

本日は、当事務所が1階にテナント入りしているマンションの大規模改修工事における

足場解体前の外壁周囲の検査に立会しました

当事務所が当該マンションの大規模改修工事にともない組合のアドバイザーを務めて

早くも大規模改修工事も終盤に差し掛かって来ました

分離発注した塔屋解体工事も無事終了

↑これで費用は数百万単位で減額できました

本日は、足場解体前に足場がないと作業が難しい部分を主に確認する検査に立会を行いました

まずは、屋上から避雷針の設置状況

笠木が金属の場合、笠木を使って雷の電気を地面に流すことが可能となります

当該マンションも既存笠木を使用して部材の継手部分はブリッジを設置して電気が通るようにします

金属の種類と厚みによって可能かどうか判断されるようです

工事側にとって、出来ること出来ないことなどを確認しながら

築30年を超えるRC外壁タイルのマンション建築物の外壁面を間近で見る機会も貴重な経験となりました

タイル面の張替え部分と既存部分の違いとその見え方やそう見せない工夫も個人的には勉強になったり

外壁タイルの湿式工法の張替え工事の難しい部分

漏水が発生しやすい部分の確認

厳重に確認すると同時に個人的には楽しみながら行うことが出来ました

2021.11.11 AOT けやきのもりへ追加工事

本日は、Keyaki no Mori Cafe & Arts へ

開店前の2時間で工事を終わらせなければなりません。

内容は

既存の両開きドアをスイングドアへ

デザインは周囲の壁面と合わせ白と黒を上下に貼分け

扉にロゴマークのみを貼り付け(写真は仮で大きさの確認)

次に小上がりステップ

カフェはセルフサービスがメインのためご自分で返却や料理の持ち運びが発生するため

段差が大きすぎると危ないとの声を受けてステップを製作しました

方向を限定せず様々な方向からアクセスできるように半円状に

カフェ全体も円弧がテーマのためそこも踏襲

エアコン用風向ガラリの設置

エアコンの風量が強く書類が飛んで行ったり、何より風が当たることが不快であるとの声を受け

風向を強制的に変えるガラリを設置、風を上部へ飛ばします

最後におまけ

多用途フックを取付しました

施工上 隙間部分の部材を製作する際に折角だったら何にか機能を!

ということでカウンター席には欲しかった

荷物置きや服を置く場所 カウンター席には荷物置きや服置きを設置すると

場所をとり邪魔になってしまうため

設置していませんでした

そこでこのフック

荷物を掛けたり服を掛けたり

使わない場所は、この棒を引っこ抜けば邪魔にならないフラットに

持ち帰ったりはしないで欲しい

AOT けやきのもり 竣工写真

AOT 「けやきのもり」レyストランの竣工写真が出来ました

近々WORKSにてご紹介いたします

今回は、計画中に作成したパースのご紹介と実際の竣工した写真にどの程度の違いがあるか検証したいと思います

今回のパースは、内装設計ということもありできるだけ具体的にリアルなパースを作成させていただきました

昼間の外観パース

昼間の外観実際の写真 ロゴデザインの変更あり

夜景外観パース

夜景外観 実際の写真 ロゴデザインの変更 内部がもっとはっきり確認でき明るい

入ってすぐカウンターを覗いたパース

入ってすぐカウンターを覗いた 実際の写真

メニューボードで大きく印象が変わるし、そのデザインも大きく影響する 手前の植栽は良い印象

カウンター前から全体を眺めたパース

カウンター前から全体を眺めた 実際の写真 内部はとても明るく吹き抜けを介した外部とのつながりも良くわかる

ソファ席からの振り返りパース

ソファ席からの振り返り 実際の写真 少々方向が違うが、外からの光を強く感じ明るいアクティブな印象となった

ギャラリー席パース

ギャラリー席の実際の写真 周囲の余裕があり明るい、もう少し暗くし絵にスポットを当てても良い

ギャラリー席から全体を見たパース

ギャラリー席から全体を見た実際の写真

円弧家具上部の植栽を照らしてくれる既存照明ボックスが非常に良い味を出してくれています

厳密には、実際の写真との違いは出ていますが、イメージをつかむには非常に今回助けになってくれました

特に類似例がない上部の植栽計画については説明するのが非常に難しく

今回のパースでイメージを共有できたことが非常に良かった

今後も模型やCGパース様々な方法を検討しながら

適切なスタディ方法でクライアントにご提案していきたいと思います

2021.10.05 LM若林 大規模改修工事

当事務所が入るマンションの大規模改修工事が開始されました。

足場を組むだけでも多くの時間を必要とします。

北側(道路と反対側)から組んでいくようです。

防音養生シートで囲んでいきます

道路側はまだ何も変化が無いように見えます

足場で全周を囲う

当事務所としては、

塔屋解体工事の減額を管理組合のアドバイザーとしてご協力させていただきました。

このラフタークレーンが減額するために重要な点です。

設置できるスペースがあるか?

設置するスペースまで持って来れるか?

十分な検討をしないと金額が高くなったり、工期が長引いたりします。

目先の金額や工期も大事ですが、その前の調査計画が何より大切なことです。

事前にしっかり時間をかけて準備することで

金額も工期も圧縮・短縮することが結果として可能になるのです。

ラフターで足場を搬入したので数時間で済み

足場組立を行うことができます。

これを人力でやると人経費と工期が倍以上掛かってきます。

管理組合の予算として考えるとあまり気にならないことでも

より当事者意識も持つため戸数にもよりますが、

1戸当たり10万円と考えると大事なことと思えるかもしれません。

既に支払ったものだと気にならないが、これから徴収されると思うと非常に勿体なく感じたり

人間はその時の状況で様々な感情に変化が起きます。

一度冷静になって考え直すことは、どのようなケースでも大切なことなのかもしれません。

2021.10.01 AOT レストラン リニューアルオープン

計画段階からお手伝いさせていただきました

日立システムズホール(旧仙台青年文化センター)の1階施設内にあるレストラン

「けやきのもり」が10月01日にリニューアルオープンしました。

トコツク建築設計事務所としては、内装設計やサイン計画をさせていただきました。

80年代バブル期の公共施設となる旧青年文化センターは内部の造形装飾が多くあります。

レストランについてもその意匠は感じられます。

吹き抜け面に対する円状の開口部

壁面の腰壁との切り替え

天井の円弧状の照明ボックス

これらの建築状の特徴を殺さずに活かして新しいレストランカフェを計画しました。

上部の照明ボックスに対して呼応するような家具を製作しました。

この家具が大きな客室を緩くエリア分けをしてくれます。

お子様連れでもゆっくりできるソファ席はもちろん小上がり席の用意もいます。

このレストランの最大の特徴は、空間でも食物でもなく

「就労支援事業所+飲食店」

であるということです。

当事務所として、本計画に関わることができて何より嬉しかったのは

このような、建築を使うことで可能となる社会的意義のあるプロジェクトに参加できたことです。

就労支援だけではなく、関連施設での製品やアートをマネタイズできるシステムを

飲食店へ持ち込んだことも非常に価値のある取り組みとなります。

詳しいお話は今後徐々にご説明できる機会を作りたいと思います。

しばらくは、CLOSE 19:00 LAST ORDER 18:30

上記時間での営業のようですので、お気をつけください。

2021.09.14 AOT 植栽工事

レストランの内装工事において植栽工事を行いました。

レストランの内装工事において植栽工事??

観葉植物をプランターに植えるのか?など想像できるかと思いますが、

本計画は「上に」植えます。

これらの生きた植物を造作した円弧制作家具の上部に植えていきます。

上部の照明が植栽を綺麗に照らしてくれています。

緑がキラキラしていて綺麗です。

この緑が育って垂れ下がって天井にを這っていくことを想像します。

きっと人は、目の前にある緑を触れてみたくなるでしょう。

触れてそれがリアルであることを実感しその重力を無視した居場所に緑があることを

不思議な空間に自らを入り込んだことを感じることでしょう。

空中庭園が頭の上にある場所がもう少しでできそうです。

2021.08.16 TZT 手招きする塀散水効果検証へ

まず、お時間いただきました。

お施主様には、当事務所にて制作したご自宅のポストカードと竣工写真を遅ればせながらプレゼント

竣工後の状況をお聞きしました。

大きな問題はなく後日再度業者さんに見ていただくことになりました。

ご近所さんやご親戚にも好評でうれしいお言葉をいただきました。

何より嬉しかったことは、

地域の人々に対して設けたパブリックスペース

特に幼稚園・保育園のバス乗り場として使われているいました。

その子供たちにベンチを含めたスペースを設置したことへのお礼を言われるとのことです。

お施主様と何度もお話させたいただいた

このパブリックスペースの意味・価値が今、言葉や使われ方で目に見えてきたのかなと思っています。

さて、本日の目的

暑い夏を待っての「涼」を生む「手招きする塀」の効果検証を行いました。

しかし、先週までの暑さが嘘のように涼しい、、

半袖では寒いくらいの気温となってしまいましたが、調整させていただいたこの機会です。

予定通り散水検証を行いました。

30分ほどで227リットルの雨水タンクが2個空に

サーモグラフィーカメラで見る限り十分に保水は出来ているようです。

効果はこの後の「保水時間」と「周辺温度の低下」が大事なところです。

今回は、翌日から天気が悪く雨が常時降り続いていたことや当日から気温は低くこと

このような状況からも効果検証は難しく

今夏中に「暑い日」に再度散水行いたいと思います。

夏、暑くなってくれと願うのはこれまでの人生で初めてかもしれません。

今回は、塀自体の保水と冷却の実証は出来たと思います。

2021.08.05 レストラン現場調査

本日は、10月オープンのレストランの現地調査を行えることとなり向かいました。

大人数で見学することになりました。3時間ほどいましたがあっという間に過ぎてしまう。

以前はこの広い客室の一部をバックヤードとして使用していたため実感はできなかった。

この広い空間

必要な調査が出来ずに次の日再度伺うことに、、、

しかし、実際の現場はとても気持ちが高鳴るものです。

バブル期の建築のため天井の特殊な造形が印象的な空間ですが、これがどのようになるのかお楽しみです。

現地に来なければわからないことも多く、

修正を余儀なくされることもありますが、それまでの経緯と行いを含んだうえで現地での体感、感じ方によって

考えが変わることも楽しくも感じます。

ソファ席からの眺め 吹き抜けを介して下階のイベントが見える

忙しくなって、楽しくなってきました。

2021.07.08 AOT 手書きパース

計画中レストランも期限が近づいてきて活発に動き出しています。

レストランの開業に向けて様々な方面で平行して作業が進んでします。

人員の確保、メニュー開発、内装、家具などなど

従業員の募集や広告に使用するパースを依頼され、リアル(写実的)なものを作成しました。

リアルパース

従業員募集用の資料として手書き風の柔らかいタッチのものも作成できないかというご要望をいただきました。

ふんわりした雰囲気のレストラン。

働く人にとっては柔らかい、アットホームな印象が働きやすいイメージが入るだろうということかと思います。

手書き風と言っても様々、どのようなものが良いのかすり合わせも必要だろうと数パターン作成してみました。

その一部をご紹介します。

スケッチに水彩画を取り入れた柔らかいタッチ
少々粗い油絵のようなタッチ奥行のある表現

本来、デジタルデータをアナログに戻す手順となって不思議な気持ちになります。

デジタルではきちっとした、しっかりした、精密な、詳細な、というポジティブなイメージから

お堅い、余裕がない、遊びがない、などと考えてしまうこともあるかと思います。

そこで、柔らかい、優しい、アットホームなどの印象を与えたい広告に対して

アナログというか人間味、人の手が加えられた印象を与えるべきだろうとのお施主様のご判断かと思います。

開業までのお手伝い様々な形でご支援しています。