2021.01.08 TZT 植栽見学

本日は、TZT外構の植栽選び、お社の横に植えるご神木となり得るような木を選びます。

実際にものを見に植新緑化(株)へ(うえしんりょっか)

植新緑化(株)
植新緑化(株)

お施主様と樹種は打合せ済みで今回は「ソヨゴ」を探しに

長靴を履いてこいとのことなので

そよそよと風にそよぐことから「ソヨゴ」常緑樹で艶のあるその葉と木は地域によっては玉串にも利用される木でご神木となりえるだろうということ

大きさと予算を検討しながら数点を選択

今回の造園屋さん利光組の竹田さんよりレクチャーを受けながら

竹田さんよりレクチャー

とても楽しく勉強になりました。

株立ちには一本立ちと寄せ株があり一本立ちの方が基本的には良いが、株立ちでも離れている方が良いとされているという矛盾

なぜ一本立ちが良いかというと寄せ株の場合幹ごとに別物故育ち方が違ったりなど一様でなくなる可能性があるなど理由がいくつかあるようです。

今回は、3本程度予算に応じて選びました。

植えたいのはこれです。造園屋さんもこれはお買い得との一品!!

植えたいのはこれです。

ご神木として立派に、そしてなりより本計画の主軸、木陰を生むこと

この木なら希望が叶いそうな気がします。大きさも樹形も上部の方に広がっている形もGOODです。

これをお施主様におすすめしてみたいと思います。

余談ですが、こちらの会社はエクステリアもそうですが、芸術家のような小屋を多数制作していました。こちらも興味をそそられるものが沢山ありました。

個人の方でも販売するようですのでご興味なる方は行ってみてはいかがでしょうか。

寒かったけど楽しかった!!ありがとうございました!

2020.12.22 TZT ベンチ制作

年内竣工予定の外構工事が、残念ながらお引き渡しができなくなり

お施主様には大変ご迷惑をおかけすることになりました。

舗装工事を行った赤色インターロッキングからは、以前の直接庭への動線を活かしています。

ここには以前アルミ製の門扉がありましたが、撤去してアクセスを良くしました。

庭へ抜ける道

道路側ファサード面 お社側からみると塀を様々な角度から確認できるため

表情がとても面白い!

お社からみる

手前は、透過性が良く遠くまで見通せますが、奥の塀ははっきりとした市松模様が分かります。

近づくとさらに手前と奥での表情の違いが出てきます。

雪を被って非常に見難いですが、奥にあるのはベンチ

ベンチも同様の材料 保水セラミックで制作しました。

座面は床と同じインターロッキングで側面は塀で使用しているパネル材です。

ベンチ

不特定多数の利用を想定しているため重厚でがっしりした印象のベンチとしています。

今回は、お施主さんが住みながら工事をしていることもあり現場とのかかわりが密です。

余った材料や職人さんとのやりとりでインターロッキングもDIYで施工してます。

素人とは思えないくらい綺麗に施工できています。

やってみて初めて職人さん(プロ)の凄さや大変さが分かるようです。

お施主様施工 奥

動画も撮影してみました。

見る方向や角度、距離で様々な表情を見せる塀をご覧ください。

動画はこちら

2020.12.10 IZO ドアダンパー取付

風除室を作り出すためのスチールドア

冬の到来で出番がきました。

既存の建築との親和性にこだわりどの部分から改修工事か見分けが付かないようになりました。

スチールドア全景(外)
スチールドア全景(内)

風除室としての効果は絶大です!とのお言葉をもらい。一安心。

しかし、制作スチールドアのため閉時の音や衝撃が大きい

こちらの緩和の要望を受けました。

そこで、開閉時の動作をスムーズにするため

スガツネ工業のラプコンドアダンパーを取付しました。

ドアダンパー

これで、閉鎖時の音や衝撃は解消されました。

2020-12-05 TZT オリジナル塀ルーバー型の施工

オリジナル塀のルーバー型

少し角度を付けて撮影

保水セラミックのルーバー部材の取付を行いました。

正面からは透過率50%
近景

残すは立ち上がりのコンクリート打設

反対歩道より遠景

お社まわりのインターロッキングの施工後のご神木となる植栽(紅葉の予定)を残すのみとなりました。

実寸の模型を作って実際に設置

工事終盤になり表札のデザインも検討しています。

大きさや造りや素材などを打合せしました。

また、お客様と話題になったのが

このお社がポケモンスポットになっているらしく住宅前に車を停車してポケモンをゲットしようとする人が多くいるようです。

流行りものといえば「鬼滅の刃」です。

今回のオリジナル塀のデザインは母屋の日本家屋の様相を踏襲して和柄をイメージしたものになっています。

「市松模様」をデザインに取り入れて、さらに保水セラミックを採用したことで水の流れもデザインに取り入れたことで、ひし形の市松模様となりました。

このデザインが流行の鬼滅の刃を連想させるのではないかと話に上がりました。

左が炭次郎で右が逸と言われればそのようにも見えます。

2020.11.30 TZT オリジナル塀ルーバー型フレーム施工

本日は、オリジナル塀のルーバー型フレームの取付工事を行いました。

幸い製造工場が現場から近いこともあり4分割したフレームを1つずつトラックにて運びます。

ベースと塀フレーム

取付は職人さん5人程度来てくれました。

各自行う作業が明確で動き早い

当初は、ベースプレートにボルト2か所の接合でしたが、固定度をもう少し上げたいということで現場にて周囲、溶接にて取り付けも行って柱脚部はほとんど揺れずにがっしり固定されました。

柱脚部は、引き抜きが発生するために両脇のタテ筋は上端フックがついています。

<門扉の施工>

反対側のサブ道路側のフェンスには、門扉を施工しました。

有効開口3mの車も出入れできる大きさです。

門扉 遠景

3mまでは吊部材ないで丁番のみで両開き門扉が既製品で用意させています。

手前のアスファルトも施工したてでとてもきれいです。

アスファルトは外構としてはもう少し色落ち褪せた方が外構の馴染みはいいですね。

門扉 拡大

反対面のメイン道路側は、インターロッキングとオリジナル塀の組み合わせになります。

インターロッキング

明日以降からルーバー部材を取付していきます。

2020.11.09 TZT アスファルト舗装工事

インターロッキングの施工がほぼ完了

全景 右に車庫と納屋 左にお社 中央がアプローチ

道路境界から敷地全景

残すは、塀とアスファルト舗装となりました

アプローチ

本日は、アスファルト舗装の工事を行いました。

床付けの直後に透水性アスファルト舗装を施工します。

床付けと養生

本計画は、密粒とした場合の有効な勾配が取れないために

透水性アスファルトとしました。

アスファルト搬入

透水型は、密粒型と比較すると耐久性は少々劣ります。

アスファルト施工

将来的には目詰まりを起こし数年後には排水状況が悪くなることが考えられます。

目詰まりを起こしても排水が問題なく有効に行われる可能性もあります。

将来、状況を確認した上で枡や溝を施工することになるか可能性もあります。

現状で万全の排水状況にするには枡だらけの外構計画になってしますことを避けました。

後に検討した方が見栄えもコストも最小減となるだろうという判断でした。

とはいうものの可能な限り水勾配はしっかり取り適切に排水できる計画になっています。

2020.10.30 TZT インターロッキング施工

外構工事は、現在インターロッキングの施工の真っ最中です。

保水セラミックインターロッキング
インターロッキング施工状況

商業施設や公園でよく見かけるこの床、外構仕上

個人住宅ではなかなかお目に掛かることは無いかもしれません。

庭石との取り合い

既存の庭との取り合いは職人さんがきれいに納まてくれました。

お願いはしましたがここまで綺麗にしていただけるとは、、

千鳥ばり

意匠としては、オリジナル塀の仕上げとは違う色合い。

他との親和性、踏襲はない。あえて理由付けをするなら

数々の庭木の中にあるひとつの樹木、昔から大切にしてきた今回の土地区画整理事業によって移植してまで残した「紅葉の赤」

さらにはお社の隣に当該計画に際して新しく植樹するご神木となる「紅葉の赤」を採用しました。

面積が広い分、味気ない間延びした印象にならないよう

同色の材料をボーダー上に配置さらに千鳥に施工することで床面に変化を与えています。

車庫前の部分は土間コンクリート施工し用途と領域がリンクした外構としています。

未施工部分

まだ、施工は半分ぐらい。職人さんもこの面積は個人邸では初めてだそうです。

透水シート施工状況

当該外構計画のテーマである「近づきたくなる塀」に登場する保水セラミックのインターロッキングです。

床面からも壁面からも涼しいのです。

保水した後は有効に水を下まで流す透水します。下地は砂の下層に透水シートを施工します。

インターロッキング自体の落ち込み防止や砂の砕石への目詰まり防止、防草の役目もしてくれます。

透水シート 不織布

今回の外構設計 ラウンドスケープデザイン

オリジナルの塀と合わせてインターロッキングはとても高級感があります。

塀も舗装もどちらかが安っぽい材料や使い方を間違うと

その影響が片一方にも影響してしまうこともあり得ます。

一方がどんなに良いもの、いいデザインでも何か一つの要素で台無しになってしまう。

これがトータルデザインということなのでしょう。

昨今では、このトータルデザインをもっと広い意味でとらえると

商業施設やオフィスでいう企業やお店の建築や広告、ロゴなど様々なデザインをトータルプロデュースする。

ブランディングなんて言葉をよく聞きます。

当事務所ではそんなご相談もお待ちしております!!

ご相談はこちら

2020.10.26 TZT 配筋検査

「世界にひとつだけの塀」

基礎を施工中です。

配筋状況

塀の基礎 底版の配筋状況  
配筋状況

風圧自重で転ばないように変形T型の基礎の底版は600mmあります

ベース配筋の数、ピッチ、径などをチェックします

配筋ピッチ
ベース配筋D10@100

立ち上がり部分もベースに入ってくるので今回見ておきます

立ち上がり配筋D10@100

鉄筋のかぶり厚も確認します

屋外の場合、水が近いので鉄筋が水分に触れて錆びることを防ぐため

コンクリートの外縁から鉄筋の外縁までの距離を多めに確保します

鉄筋かぶり
鉄筋かぶり厚さ

オリジナル塀の基礎と同時に舗装面の床付けも行い終了しています

舗装 床付け
インターロッキングの床付け

塀の基礎が終了次第、同時に舗装の施工

(今回はアスファルトとインターロッキング)

も行っていきます

インターロッキングは、塀に使用する材料である保水セラミックです

これからの温暖化に向けた夏の高温対策としての施工ですが、効果を見る前に

冬を先に迎えることになりました

2020.10.06 TZT オリジナル塀モックアップ

本計画の肝

前回のモックアップ、ステンレスフレームに保水セラミックを取り付けました

着色製品もありバリエーションは豊富です

コスト面と相談しながらルーバーのピッチを調整しましたが、

正面だと少々ピッチが広い印象ですが、少し角度が振れればとても市松模様の印象的な特徴のある他に類を見ないオリジナル塀になりそうです

モックアップ道路側 北寄り
道路側 南寄り

塀は2種類ありパネル状とルーバー状の2つです

モックアップは、パネルとルーバーを一緒にしています

次回は灌水システムの実験をします

2020.09.29 TZT オリジナル塀モックアップ

オリジナル塀の鋼製フレームの確認に工場へ

リン酸処理からステンレス製へ仕様を変更

金額の調整も同時にしながら試行錯誤しています

正面
少し角度をつけて

フラットバーだったり曲げ物だったり強度とコストと同時に検討しながら材料が決まっていきます

仕上げも2Bつまり素地になります

さり気ないリブ

このフレームに今度は、保水セラミックを取り付けます

私自身も楽しみです