2021.06.09 オンライン授業用ブースの完成

オンライン授業のためのブースが学校に完成したため

これまで大教室で行っていたオンライン授業は、電気代も掛かるし

こちらのブースで行うことに

まず、苦戦したのがタッチパッド

こちらのタッチパッドとタッチペンを利用してPC上の仮想ホワイトボードを共有して授業を進めます。

しかし、うまく字も図も描けない

もともとの字も汚いのにさらに見づらくなる?

大教室の大きな黒板の字よりは大きくて見やすいメリットもあるかも

後半の方は次第に慣れてきましたが、しばらくかかりそうです。

オンライン授業になってから

授業ノートを授業後にメール提出することとしています。

これで理解度を確認することは難しく、オンラインの場合は授業中何をしているのか把握できないので

その対策が主な目的でしたが、他にもメリットは多くありました。

メール提出の際に本文に授業中では聞けない質問や感想などが聞ける点です

単純に「分かりやすかった」なども素直に嬉しいし、ノートの取り方などもアドバイスできます。

授業用と問題用ノートを分けている子もいるし、教科書になりそうなぐらい綺麗な字と線・図のノートの子もいます

ノートの取り方や質問は対面でも可能かと思いますが、

授業の感想などはアンケートでも取らない限りなかなか聞けないことですので、

そのあたりも良かった点です。

また、こちらのブースで気づいたことは、

1,空間が狭いのでもちろんパーティションは、上部開放で換気できるような状態にすることとマスク常時必須

2,マイクが設置してありますが、声が丸聞こえで隣にも迷惑がかかるため、マイク付きイヤホン必須

3,個人パスワードの管理とサインアウトの徹底

3番については、僕がやってしまう。多大なご迷惑をおかけすることに

PCからはサインアウトするけど、

オンライン授業用ソフト(マイクロソフトのチームズ 最近一般無料に)のサインアウトをせずに帰宅

その後の使う人が入れない事態に

組織内で行う場合はセキュリティーなども絡んでくるので気を付ける点が多くなるようです。

皆さんも

2021年6月9日 | カテゴリー : トコツク | 投稿者 : tokotuku

2021.06.02 竣工写真をUPしました

本年初めに竣工しました

当事務所にて設計監理を行いました

ランドスケープデザイン(外構設計)として「手招きする塀」

リノベーションデザイン(内装設計)として「Renovation House T」

上記2作品の竣工写真をホームページのWORKS(設計事例)へUPいたしました。

よろしければ皆さんにご覧いただければと思います。

撮影は、大武写真館の写真家 小関克郎氏に撮って頂きました。

「手招きする塀」に関しては、暑くなりましたら灌水システムの可動実験と効果の検証をいたします。

その際には追加の写真・動画もご案内できるかと思います。

お楽しみにしていただければと思います。

2021.05.24 KSB グランピング施設提案

宮城県内某所のグランピング施設の事業計画用の提案書を作成しました。

最近、コロナ禍において外遊びが盛り上がって来ました。

以前からアウトドアの盛り上がりは右肩上がりでした。

そこに追い風としてコロナがさらに後押ししたことになります。

当事務所としては、群馬県にてグランピング施設の設計に携わった(グッドデザイン賞受賞)ことで

問合せは最近さらに多くなってきました。

そんな中宮城県内でのグランピング施設の計画を構想しているとのことで事業計画作成をお手伝いすることに

構想段階ということもあり

・提案までの労力(提案までの時間)

・全体の構想をどれだけ伝えられるか(提案方法)

が大切です

今回は、特に敷地が広大なことと細かい部分よりも全体の把握が大切になることを加味して

CGによるイメージ図をメインにして全体の計画はゾーニングを主体とすることにしました。

地図情報を利用して周辺の3Dデータを読み込み周囲の山々など地形を表現します。

キャンプ場 区画サイト
キャンプ場 区画サイト
グランピング テントタイプ
グランピング テントタイプ

CGとしてこと模型にて表現するには、敷地が広すぎ労力が過大となってしまう

計画をゾーニングに留めることには、細かい建築の配置は重要ではなく

・建築のボリューム把握

・配置が臨機応変に対応できること

規模の把握と出来上がりのイメージが重要です

「こんなに素晴らしい施設がこの規模・予算で実現できるかもしれない」

と関係者に説明できるものを用意すること

そのお手伝いです。

実現にされることを願うだけでなく関わり後押しできるサポート出来ればよいと思います。

2021年5月24日 | カテゴリー : トコツク | 投稿者 : tokotuku

2021.05.12 非常勤講師 オンライン授業開始

宮城県のまん延防止措置からの緊急事態宣言と県内でも感染者が増えてきました。

本日からオンライン授業が始まりました

座学に関しては、オンライン授業を本年から行うことになりました

その前に朝のエレベーターの込み具合は、やはり密です。

(オンライン授業でも学科毎となるため常に生徒はいます。密度は低くなっているかも)

運動も兼ねて思い切って11階まで階段を選択

授業を前に疲労困憊

有酸素運動をするとアドレナリンがでてやる気があがるそうですが、

なんでも適正な量があるようで私には11階までの階段は過剰量だったようです

教室は、いつもの教室

広い室に寂しく声が響きます

オンライン授業を行う上で準備期間は十分ではなく、非常勤講師の我々の方の対応も多くあります。

昨年の内に導入ソフトのインストールや使用自体も数回行っていたため準備はある程度できていました。

パソコン、ワイヤレスイヤホンを準備して学校へ

イヤホンは、自分のものでないと嫌なこと(大体の人がそうかと思います)

座学の授業でホワイトボードを使うため有線では邪魔になるためワイヤレスが良いし、声も近くで拾ってくれます。

今後このようなオンライン授業が続く場合は、Applepencil(アップルペンシル)を使って座りながら行うことも考えていきたいところです。

(Applepencilやipadも初期投資が必要なので状況十分に見ながら費用対効果を十分に吟味して考えたいと思います)

この状況であれば仕方がないですが、非常勤講師にて同様の構造力学を2校で教えさせてもらっていますが、

やはり対面の方が生徒の理解度の確認はしやすい。多人数となると質問もしにくい状況になってします。

対面の場合の大きな特徴としては、生徒との遠近がポイントかと

遠くで大きな声で話せば、全体に話しかけることができる(こちらがメイン)

近くで小さな声で話せば、個別に話ができ理解度の確認や生徒も質問しやすい(サブ的あつかい)

オンライン授業だけの話をすれば

一方向で多人数の場合は、オンデマンドでよいと思うしその方が受け手も取り組みやすい。

(好きな時間に受けれる)

双方向の少人数の場合は、ライブがよいのかなと思います。

このような状況になり、オンラインとオフラインのハイブリットが多くなっていきそうですが、

完全に収束した時には、また対面授業メインの学校とオンラインメインの学校に分かれるのかなとも思います。

ライブの価値は上がると同時に双方向でないとそのメリットは強く出ないのだろうとも思います。

今後の世の中の変化は非常に速いだろうと思います

置いて行かれないようにしないと

2021年5月12日 | カテゴリー : トコツク | 投稿者 : tokotuku

2021.05.08 AOW メンテナンス

本日は、前職にて担当させていただきました。

多世帯住宅のメンテナスに伺いました。

築11年様々な部分にメンテナンスが必要になってきました。

不具合箇所としては、

・ドアクローザ―の不具合

・ガラス戸のクリアランス

・外壁汚れとして2箇所ベントキャップ付近と給湯器付近

この給湯器の排気による外壁劣化は原因がわかりやすい

給湯器の排気によってガルバリウム鋼板が劣化錆が発生していました。

長く住んでいただいて感想をお聞き出来ました。

RC(鉄筋コンクリート)の住宅には非常に満足していただいてるようで

大きく3点お話しされていました。

・まずは、温度環境の面。

RCの特徴である蓄熱性によって得られる夏場の涼しさ、冬場の暖かさ

時に初夏や初冬の環境は抜群とのこと。

夏についていえば、地下に入った時のあのひんやりした感覚を感じることができます。

・さらに、防音の面

特に騒音の激しい土地ではありませんが、とにかく家に入ると異常に静かだそうです。

・最後に、耐震性。

安心感はもちろん実際の地震の際にも小さな地震には気づかないことが多いとおっしゃってました。

上記3点は、RCの建物で良く言われている内容ではありますが、住む人が実感とともに伝えらる内容は

非常に説得力があります。

加えて、懐かしみながら、久しい当初に考えた納まりをみて再確認

このガルバリウム鋼板の出隅の納まりは非常に良い(自画自賛)

私の来訪を快く思わない住民もいるようです。

久しぶりにお伺いして楽しくお話しさせていただきました。

このような時間もこの仕事をやっていて良かったと理由の一つです。

2021.04.26 AOT植栽サンプル

計画中のレストランでのメインコンセプトとなる

頭上の植栽のサンプルを作ってもらいました。

室内であること

頭上であること

飲食店であること

などを加味して造花やドライフラワー、流木などで緑視率を癒やしを提供できないかと思っています。

上部トップで2.2m水やりなども考慮すると生の草花は難しいのか、、

ここについては、まだ最終結論は出さずに

もう少し植栽をお願いする予定の利光組の竹田さんと相談しながら

頭の片隅に置きながら考え続けたいと思います。

さて、びっくりするサンプルが来ました。

値段を聞いてもびっくりでしたが、

そこは相談しながら様々なやり方があるのかなと考えさせられる。

ともかく非常に価値あるサンプルです。

イメージ写真やCGでは決して伝わることのないこの感覚

偽物や虚像では、見えてこない。(造花自体はフェイクですが、、、)

打ち合わせ時に印象に残る言葉が、、

僕の意識としては、生木と造花の混合によって

リアルとフェイクの曖昧さや造花技術の見せ方、季節感の相違、

これらは、造花のフェイクをリアルに寄せていくことで魅せようとすることですが、

造花とは、生草花とは違う別の技術芸術であり別ジャンルであるとのこと、

そこは切り離す別の作品でもあるとの言葉が印象的でした。

造花も少し知識を入れて十分に検討しないといけないようです。

まだ時間はあるので継続して考え続けようと思います。

2021.04.21 今年度の非常勤講師の授業開始

朝から夕方まで一日中授業を行います。

朝から元気なうちに構造力学の授業

一年生に向けて建築と構造力学について話をしていると

ぶっ通しで70分話し続けてしまいました。。。

話の長い大人を嫌っていた若い時を思い出し、反省しているところです。

聞き手が飽きない、コンパクトで要領を得た話ができるように努力しないといけませんね。

今後は、コロナの影響もありこちらの学校では、オンライン授業と対面授業を組み合わせた形で授業体制を整えるようです。

教育現場時代に適応して変わっていこうとしています。

変わらない方が人間は楽なので、批判や不都合も多いようですが、変化の時期には付き物なのかもしれません。

これが普通のニューノーマルな世界が近づきつつあるように感じました。

今期も少しでも分かりやすくためになるような授業を行えるように取り組んでいきたいと思います。

2021年4月22日 | カテゴリー : トコツク | 投稿者 : tokotuku

2021.04.02 AOT レストラン打合せ 巨大模型

本日は、レストランの改修工事の打合せに宮城県仙台市泉区泉中央まで来ました

泉中央駅

模型の大きさ!!

巨大模型実物

今回は、改修工事ということで内観重視であるため模型を1/30で制作

レストラン自体もそれなりの広さがあるため模型が巨大に

いやしかし、クライアントに対しては、これを見ていただきたい!

持ち運ぶには、裸では破損したり風で吹き飛んだりなど支障をきたすため

模型を運ぶための箱を制作して持ち運ぶわけです。

模型自体が大きいのにそれを持ち運ぶための箱は、さらに一回り大きくなければなりません。

駅周囲を歩いていれば、何者かという視線を交わしながら

結果、模型は好評

幾人かの視線を搔い潜りドアの幅よりも大きい模型を持ってきた甲斐がありました。

泉中央駅周りの駐車場はいくつかありますが、どこから入ればいいのか毎回迷います。

最近は、ここがベストなんじゃないかという場所を見つけたので模型も最短距離で搬出できたと思っています。

遠目から確認

一人で持ち運ぶにはギリギリのサイズでした。

今後の模型製作する際のサイズについて参考にします。

2021.03.24 TZT 仮称「手招きする塀」竣工写真完成

お社まわり

竣工写真が完成し納品いただきました!!

本来、防犯性の確保、所有の意思表示、管理の明確化など

官・民、民・民、問わず道路境界、敷地境界

境界に設置する塀

本来は、境界に伴う塀や生垣、囲いは、

境界を明確化し互いを切り離し、遠ざけるもの

そんな塀とは、似て非なる塀

見え方も機能も用途も従来の塀とは違います

今回のプロジュクトは、外構設計:ランドスケープデザインとなります。

「手招きする塀(てまねきするへい)」

ディテール

人が、近寄りたくなる、集まる、集う、佇む ことを目的とした

塀、又は、塀のある場所です

詳細は、近いうちにホームページのWORKSへアップいたします。

2021.03.19 AOT レストラン内装模型

仙台市内の施設内にあるレストランの内装計画を行っています。

オープンデスクの学生さんに模型を作成してもらいました。

内観メインであるため30分の1の模型となります。

ファサード面にアイキャッチとなる見せ方も模型で表現できるように作成してもらいました。

ファサード

昭和の1987年竣工の建築であることからバブル期であることや脱構築主義の背景もあって内部の装飾は豪華である一方時代的でもあります。

施設用ととしては、この内装はこのままの方が良いとも思っています。

さて、この施設にあるべきレストランとは、、

まず、コスト面です。あまり潤沢な資金があるわけではありません。

しかし、既存内装に似合った、施設用途に似合った

内装空間であるべき

賑わいを見せた活発な空間というより

華やかで気品ある静かな落ち着いた空間なのだろう

クライアントの要望としては、

1,生け花のような生きた植物

2,ゆったりできるソファー席

3,絵や創作物を展示できるスペース

大きくはこの3点

席数も団体貸し切りも想定し席数の要望もあります。

既存の目につく天井の造形に対する構えはどうあるべきか

関連性を排除し無視した平面計画ではなく

関連性を持ち込んだ、敢えて既存に大きく計画を左右された構え、

既存建築へのリスペクトと過去の時代的な意匠にたいして現代の意匠、流行にどう載せられるか、それはつまり時代に左右されない普遍的な意匠であるべきなのでしょう

その答えになっているかはわかりませんが、

本計画の提案は、様々な事情を加味した結果

既存内装には手を加えず、

解体撤去や作り変えはせず、

加えること。引き算はなし。で内装を作ることです。

それは、家具であったり。オブジェであったり。植栽であったり。展示物であったり。

後から加えられる 「置くもの」 です

内観1
内観2

一発目なので今後スタディを重ね変化していくものと思います。

思考の途中ですが、当事務所の設計プロセスを少し発信させていただきました